スキンケアの主要成分
保湿成分
肌の潤いは油分ではなく水分です。CACは自然なかたちで肌に潤いを与えます。
糖類
糖類は、単糖類と二糖類と多糖類にわけられます。
人間の生命の維持には、タンパク質、炭水化物、脂肪の三大栄養素が欠かせませんが、
炭水化物の中の水に溶けて甘みを増すものを糖と呼んでいます。
単糖類は身近なところでいえば、ブドウ糖などです。
私たちが普段料理などで使う糖は、たいていは二糖類のショ糖です。
多糖類はそれらがいくつか結合して分子が大きくなったもので、蒟蒻に入っているマンナン、
りんごのベクチン、植物の細胞や繊維の成分ではセルロース、デンプンなどがそれにあたり、
細胞のエネルギー源として点滴などにも使われます。
特に多糖類は、親和性に高く保湿性に優れています。
また分子が大きくなるため、粘性に富み、皮膚の表面に膜をつくり、皮膚の保水・
保護を果たしてくれると考えられます。
その他に、多糖類には保水力だけではなく、分子量が大きいことから余分な油や
汚れを優しく包み込んで、洗浄する包接作用もあることが知られています。
CACで使われる糖類は、トウモロコシやサトウキビなどの天然素材を原料にしています
アミノ酸
アミノ酸がたくさんつながったものがタンパク質です。
タンパク質は私たち生物体の構成成分で、大切な栄養分のひとつです。
人間は食物から得られたアミノ酸をもとに、必要なタンパク質を毎日生合成しています。
毛髪、人肌コラーゲンなどもタンパク質です。食物では、肉類や卵、豆腐などに
含まれています。
CACのアミノ酸は、トウモロコシやサトウキビなどの天然素材の発酵から得られます。
アミノ酸にはいろいろな種類があり、それぞれの働きがあります。
特に、角質層にはもともと存在する天然保湿成分(NMF)があり、肌の潤いを保つ重要な
働きをしています。
そして天然保湿成分(NMF)のなかで、アミノ酸は一番多く含まれています。(約40%がアミノ酸)
アミノ酸は人工の保湿剤とは違い、最もナチュラルな保湿剤です。
頭皮も皮膚の一部ですから、アミノ酸を与え、健康的な状態に保つことによって、
健やかな髪をつくることが期待されます。
増粘性
肌に馴染み易い適度な粘度を与えます。
粘度を上げ、トロッとした感じにすることで、肌への密着性を高め、同時に
菌の増殖を防いでいます。
多糖類にも増粘効果があります。
アミノ酸系洗浄成分
スキンケアの基本は洗浄です。アミノ酸は天然素材由来、微酸性の洗浄料です。
CACでは洗浄成分として、石油系の洗浄成分ではなく、アミノ酸系の洗浄成分を
使用しています。
微生物に分解されやすいので、地球に優しく環境を破壊しません。
もちろん、肌に対しても高い安全性を持ち、肌と同じ微酸性で、何度洗っても
肌の潤いを逃しません。
肌に残留成分が残りにくく、優しく洗いあげます。
[以上CAC学術部文献より抜粋]